青森紀行 ~十和田湖と酸ヶ湯温泉篇~
青森紀行4日目。
十和田湖の特別保護区を巡るボートツアーに参加しました。
十和田湖はアイヌの聖地と言われている世界最大の二重カルデラ湖です。
5万年前に一度噴火して2.5万年前にカルデラになった後、1万年前に再び噴火したので2重カルデラになりました。世界最大の2重カルデラ湖であり、天然記念物にも指定されています。
来たのはグリランドです。ここでは十和田湖のボートツアーをしています。
二匹の犬がお出迎えです。
写真では分かりにくいかもしれませんが、結構大きいです。
日本唯一のRIBツアーを体験できます。
RIBはリジットインフレータブルボートの略で、もともとはレスキューや海軍用に開発された不沈構造の高速航行が可能な全天候型の大型ゴムボートです。
これに乗って十和田湖を巡ります!
運転手の横に乗りました。YAMAHA製のようです。
こういうボートに乗るのは初めてなのでもうドキドキワクワクです。
風が物凄く気持ちよくて、気持ちいいです(語彙力)
物凄いスピードでボートを走らせるので、少し怖かったんですが、慣れてくると気持ちいいです。爽快という言葉がよく合います。
上3つの写真はここはイトムカの入り江です。イトムカはアイヌ語で「光り輝く水」らしいです。特別保護区に指定されており、ボートやカヌーでしか入ることはできません。
乗った位置が悪くてうまく前方を撮れないのでサイドで頑張って取ってみました。
あぁ~、うまく取れていないのがすげー残念ですが、実際に見るとすごくきれいです。
写真で少しでも伝わっていればいいですが。
遊覧船が遠くに見えました。私が今回乗ったRIBツアー以外にも遊覧船に乗る形で十和田湖を回ることもできます。ただRIBツアーのボートより近くによれないので五色岩等が見えないです。
ピントがずれてしまった~
ポトフ具たくさんでした。おいしかったです。
下宇樽部から宇樽部まで歩いて十和田神社の鳥居を見つけたので登ってみることに。
結構長い階段。
いやあ、ボートツアーの時にツアーの方が十和田神社のこと言ってたなあ。
どんな立派な神社なんだろう!ワクワク。
ワクワク。
ワク・・・ワ・・
ワ・・・・
What the hell is ...?(なんですかこれは)
お?十和田神社ってかいてあるな
てことはこれが十和田神社だな。
え?
想像と違ったわ。
なんかちょっと・・・寂しいね・・・・
まあ事前に調べてなかったから、しかたないね。
・・・帰るか
あれ?なんか茂みの奥に広場が見えるぞ
行ってみるか。
なんか隠れステージに来た気持ち。
なんで?ここだけ広場になってんの??
なにがあるっていうんや
うっひょー
すげえ気になってきた。
なんか施設あるやん。
なんやろ。
学校か・・・?
十和田湖町立自然の家と書いてある。しかも結構年季がはいってる。
いつの時代の建物だろう。
"十和田湖町”について後で調べてみたんですが、2004年12月31日まであった町で、十和田市が合併する前の町みたいですね。
さらに
ほう。記念碑ですな。
この記念碑には東湖小中学校の創立七十周年碑と書いてあります。
昭和56年1月8日。1981年か。
その70年前からあるってことは1911年あたりに学校が創られたみたいですね。
もう少しで戦争が起こりますね。
流れとしてはおそらく子供の数が減って、学校が廃校になった後に少年自然の家になって、廃墟となった流れですね。
それまでずっとこのまま放置されているということ。
ここは時が止まっている感じですね。
当時のまま残っている。
これネットでぐぐってもでない学校ですね
いいっすね~
なんかこういう廃墟って中二心をくずぐられます。
いやあ、楽しかったです。
十和田神社遊びはここまで。
JR宇樽部駅で次のバス到着時刻を見ると1時間後だったので、
待ちきれず、十和田湖沿いを歩きながら、次のバス停まで歩いてみます。
きれいだー!
気持ちいいウォーキング。
湖見ながらウォーキング。
水が透き通ってきれいや。
歩いている道中に松倉神社と書かれた鳥居を発見。
至るところに神社ありますな。
そしてさらに歩いていきます。
30分くらいたった気がする。
なかなかバス停が見つかりません。
そろそろ宇樽部駅で見たバスの到着時刻になりそうだ。
やばい、バスに抜かれる!!!!
そう分かった瞬間からダッシュ!!
負けるか!!!バスになんて負けるか!!!
走る。
~10分~
やばいやばい結構疲れてきた。
船着き場が遠くに見えてきた。
おおお、勝ったかもしれん。
そこからスピードアップ。しかし思いリュックサックを背負っているので思うように足が動かない。重い。
次第に息苦しくもなってきた。
きつい・・・・。
おれ・・・なにしてんや・・・?
そんな思いが過るも、
それでも走り続ける。
気持ちよかった。
あと少しでゴール。バスに勝てる。
これで俺の勝ちや!!
子ノ口港に到着。
強い達成感を感じ、多少ニヤニヤしてると、バスが到着。
ほぼ同着という結果。
ここにきてすげーミラクルをおこしました。
感動しました。
ほぼ同着ですよ?すごくないですか?
てかなにしてんだよって話ですがね。
そのまま宇樽部駅でバス待っていればよかったじゃんって思われるかもしれませんが。
まあその通りなわけですが。
まあ、
あの、
私も若かったんですよ。
ちょっとハラハラドキドキしたかったんですよ。
「このバス逃したら、次のバスは1時間以上待たなくちゃいけない。そんなのは、絶対に嫌だ」という私の思いが天に届いたんでしょうね。
無事青森駅行きのバスに搭乗することができました。
次に向かったのは、酸ヶ湯温泉です。
かなり歴史のある温泉で、開湯は1684年の江戸時代初期です。
効能としては神経痛、リューマチ、皮膚病、婦人病、痔疾に効くらしいです。
あまりにも卓越した効能、湧出量、広大な収容施設、清純な環境、交通の便、低廉な料金等が認められ国民保養温泉地第1号に認められた温泉です。
そして、なんといっても一番有名なのが混浴の千人風呂です。
今の時代に混浴とは・・・と思い、興味を持ちました。
とりあえず入ります。
室内はこんな感じこの写真の後ろがわに千人風呂があります。
ゴールデンウィークのため人がいっぱいいました。
老若男女が男と女の暖簾をくぐって中に入っていく。
うおおお、すげえ。
みんな清ました顔してる。
私も続いて暖簾をくぐり引き戸をあける。
脱衣所へ入り、ロッカーに荷物を置いた後、
服を脱いだ。
そして、
戦場に向かう兵士の気持ちですね。
もうこれに近かったと思います。
心臓バクバクですよ。
くっ・・・
アアアアアアアァァァ!!!(心の声
と、まあ千人風呂についての話はけっこうおもしろいことが結構あったんですが、
活字だけだと伝えづらいので、ここでは割愛。あとで漫画にしようと思います。
さて、
風呂から上がりました。
これはまあまあおいしかったです。
蕎麦プリンというものを初めて食べたのですが、そこそこおいしかったです。
上品な和風プリンって感じっすね。
ぜひご賞味あれ。
水飲みに言ったらこれでした。
八甲田の清水だってー、チョー冷たいです。
とってもおいしいです。のどにスーと通る感じがいいっすね。
売店でそばまんじゅうと煮たまごを食す。割りばししくった...
個人的にそばまんじゅうはあたりでした。
煮たまごはまあ少し癖のある味ですが、まあまあってとこです。
この後バスが来るまで野球を見ながらチューハイを一杯。
それからバスに乗って青森に戻った後、八戸に行き、
この日は近くにあるネカフェに泊まりました。
これで青森紀行4日目は終了。
次回は八戸篇の予定です。